香の力

美と健康

香の効能が各界で見直されつつあります。日本ではリラクゼーション効果が最もクローズアップされていますが、西欧では医療への導入がさかんに試みられています。特にドイツでは、自然療法士という資格があり、慢性病、生活習慣病、疾病の予防はもちろん、香を使った心理療法など、かなり本格的に香のメカニズムが社会に溶け込んでいます。

日本では、食品に関する規制が厳しく、背景にある諸事情も違いますから同じ事はできないにしても、香料成分が持つ殺菌力やその他の効能が、大いに発揮されるといいですね。同時に忘れてならないのは、普段の食生活です。社会問題ともなっているメタボリックシンドロームや肥満、幼児性糖尿病など、現代病と呼ばれる病気の改善のためには、サプリメントや薬の利用と共に、普段から健全な食生活を目指すことも重要です。

サプリメントは、こうした日常生活のあくまでの補助として導入すべきです。体型のみならず、口臭や体臭も食生活の改善で、かなり緩和される部分が多いのです。

必ずしも食物のすべてが臭いを放つとは限りませんが、一般に、肉食中心の食事は、分解途中で悪臭になりやすいのに比べ、野菜は、その悪臭を消してくれる働きがあると言われていますので、自分の臭いに悩んでいるという方は、まず毎日のメニューから見直してみては、いかがでしょうか。

不思議と、食生活が改善されると精神的にも安定してくるのが分かります。たとえば、ある家族の例ですが、子供の引きこもりや家庭内暴力に長年悩んでいた、ある家族の食生活を肉中心から野菜中心の生活に、朝ごはんを必ず食べるという生活に変えて、まもなく、こうした問題が解決されただけではなく、家族の絆が深まり、笑顔が絶えない生活へと劇的に変わったという話も聞いています。わたしたちにとって欠かすことのできない食事を大事にすることによって、メンタル面をも強くすることができるということですね。